出来事・ニュース

静岡県 静岡市 駿河区 50代 男性 (事業資金)

確定申告の時期に何度かお願いしています。
担当者も変わらずで話しやすいので気楽にお願いできてます。
今年もよろしくお願いします。

担当者より
再度当社を選んでいただきありがとうございます。
この時期は消費税や法人税のお支払いについて融資のお問い合わせがありますが、当社では事業実績だけでなく、不動産担保評価を含めた総合的な診断を行っておりますので、赤字決算や債務超過とお考えの方も是非一度ご相談ください。
今後もよろしくお願いいたします。

静岡県 沼津市 60代 女性 (そのほかの不動産担保ローン)

ノンバンク での申し込みは初めてで不安でしたが、担当の方が初心者 でも分かるように説明してくださり、安心して借り入れすることが出来ました。

担当者より
この度はご利用いただきありがとうございます。
お客様の不安を解消し、ご融資することが出来て良かったです。
分からないこと、聞いてみたいことがありましたら遠慮なくお申し付けください。

磐田市 60代 男性 (不動産担保ローン)

急遽まとまったお金が必要になり、以前お世話になったワコーさんを思い出しました。
相談後、迅速に対応していただきました。

担当者より
再度のご利用ありがとうございます。
以前の取引もよく、他社での借入がなかったので、早急に対応することができました。
また必要な時はお気軽にご相談ください。

愛知県 小牧市 40代 男性 (そのほかの不動産担保ローン)

数年ぶりにワコーさんに連絡したら、翌日に会って話ができて、 すぐに対応していただいたので 助かりました。
余裕ができ安心できました。

担当者より
納税資金のご相談をいただき、相続された駐車場を担保として融資させていただきました。
スピード融資を心がけており、ご希望の期日に間に合い良かったです。
今後もなにかあればすぐご連絡ください。

名古屋市緑区 60代 男性 (事業資金)

今回ワコー様にお世話になり早い対応をしていただいた為、月末の仕入金を払う事が出来ました。本当に助かりました。ありがとうございます。

担当者より
ネットにてご相談いただきありがとうございます。
お急ぎの資金に間に合いよかったです。

リースバックの相場はいくら?買取価格と家賃の目安を紹介

お役立ち情報 2025/05/08

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リースバックは、自宅を売却した後も家賃を支払うことで、そのまま住み続けられる契約方法です。まとまった資金を得られるうえに、住み慣れた自宅で暮らせる点が魅力です。

しかし「買取価格が安くなってしまうのではないか」「家賃が高くならないか?」といった不安を感じる方も多いでしょう。

この記事では、リースバックの買取価格や家賃の相場を解説しています。また、価格の算出方法やポイントも紹介するため、自身の借入可能額を知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

リースバックの買取価格の相場

リースバックの買取価格は、相場だけでなく、エリアや築年数、損失リスクなど、さまざまな方面から総合的に判断されます。ここでは、リースバックの買取価格の相場や価格を決めるうえでのポイントを紹介します。

買取価格の相場

リースバックの買取価格は、一般的に市場価格の60〜80%程度です。たとえば、市場価格が2,000万円の家なら、1,200〜1,600万円ほどで買い取られることが多くなります。

市場価格より低めの価格になるのは、不動産会社が投資目的で物件を購入するためです。買取価格は、購入額に対してどの程度の収益を得られるか(利回り)を考えて決められます。

また、損失を考慮したうえで価格は決定します。家賃の滞納リスクや退去後のリフォーム費用、固定資産税や維持管理費の負担といったコストを踏まえた価格設定がなされるからです。

買取価格に関する知識

リースバックの買取価格は、市場価格の60〜80%程度が一般的ですが、実際の金額は物件の所在地や条件によって変わります。リースバックの大きな魅力は、売却後もそのまま住み続けられることです。

しかし、家賃の滞納が続くと契約が解除され、退去を求められる可能性があります。そのため、買主にとっては家賃収入だけではリスクが高く、将来的に売却しやすい物件かどうかも考慮して買取価格を設定します。

立地による価格の違いとしては、都市部や人気エリアでは、需要が高く買い手が見つかりやすいため、比較的高い価格で買い取られる傾向があります。一方で、地方の需要が少ないエリアでは売却が難しいため、買取価格が低くなりやすいのが現状です。

また、築年数も価格に影響を与えます。築浅の物件では市場評価が高いものの、リースバックでは将来的な値下がりリスクを考慮した価格設定がなされます。

一方で、築年数が古い物は、すでに市場価格が安定しているため、大幅な値下がりのリスクが少なく、安定した価格で売却しやすいのが特徴です。

リースバックの家賃相場

リースバックでは、自宅を売却した後も家賃を支払うことでそのまま住み続けられます。ただし、家賃の決め方は一般的な賃貸とは異なる点に注意が必要です。以下では、リースバックの家賃相場や家賃の決め方を紹介します。

家賃の相場

リースバックの家賃は、基本的には「買取価格」と「期待利回り」をもとに決定します。期待利回りとは、不動産を購入した際に、投資額に対してどの程度の利益が見込めるかを示す指標です。買主は、この利回りを考慮して家賃を設定します。

家賃は、以下の計算式で求められます。

  • 家賃 = 買取価格 × 期待利回り ÷ 12(か月)

たとえば、買取価格が2,000万円で期待利回りが8%の場合は、2,000万円 × 8% ÷ 12 = 約13万円です。一方で、期待利回りが10%の場合は、2,000万円 × 10% ÷ 12 = 約16万7,000円です。

期待利回りが高いほど家賃は高くなり、低いと家賃も安くなります。また、買取価格が高い物件ほど家賃も高くなる傾向があります。

家賃は、買取価格と期待利回りに諸経費を加えた額が最終的な価格です。ただし、周辺の家賃相場や地価の動向、社会情勢なども考慮して調整されます。

家賃に関する知識

リースバックは、一般的な賃貸物件より家賃が高くなることが多いです。主な理由は、家賃の計算方法の違いと賃貸契約期間の短さにあります。

通常の賃貸では、近隣の同じ条件の物件と比較して家賃を決定しますが、リースバックの家賃は「買取価格 × 期待利回り」を基準に設定されます。不動産会社は、物件購入にかかったコストを回収し、利益を確保するために家賃を決めるため、相場より高くなりやすいのです。

また、リースバックの契約は比較的短期間で終了するケースが多いのも影響しています。利用者には高齢者が多く、一般的な賃貸に比べて長期間住み続ける可能性が低いため、不動産会社にとっては家賃収入を長く得られないリスクがあります。

将来的に物件を売却しても利益が出ない可能性もあるため、リスクを抑えるために家賃を高めに設定し、早めに投資を回収しようとしているためです。

リースバックを利用する際の注意点

リースバックは売却後も住み続けられて、再購入も可能な点がメリットですが、利用時に気をつけておきたいポイントもあります。契約後に後悔することがないように以下の点を押さえておきましょう。

住宅ローンの残債は売却時に一括返済する

リースバックを利用する際、住宅ローンの残債は売却代金で一括返済するのが基本です。住宅ローンには金融機関の担保権(抵当権)が設定されているため、ローンが残ったままだと抵当権付きの物件として売却することになるため、買主に敬遠されます。

なぜなら、売主が住宅ローンを完済できずに抵当権が解除されない場合、金融機関が競売を申し立てると、買主が購入した物件を失うリスクがあるからです。そのため、通常は売却代金を使って住宅ローンを完済し、抵当権を解除してから売却するのが一般的です。

しかし、買取価格が住宅ローンの残高を下回る場合、売却代金だけでは完済できないこともあります。その際は、貯金や資産を活用して不足分を補う、銀行に相談して不足分の融資を受けるといった方法で対応する必要があります。

事前に住宅ローンの残高と買取価格を確認し、完済できるかどうか見通しを立てておくことが大切です。

物件の買い戻しができない場合がある

リースバックでは必ず自宅を買い戻せるわけではないため、事前に契約内容を確認することが大切です。買い戻しの方法には、主に次の2種類があります。

【リースバックの買い戻し方法】

  再売買の予約 買戻し特約
契約の内容

将来、再度売買契約を結ぶことを予約する

最初の売買契約時に、後から買い戻す条件を決めておく
買戻し価格 柔軟に価格設定が可能 最初の買取価格と同じ価格でしか買い戻せない
期間の制限 自由に設定可能 10年以内
実際の利用傾向 リースバックでよく利用される 制約が多く、あまり使われない

 

リースバックでは、柔軟な価格設定や期間の調整ができる「再売買の予約」が一般的に利用されます。この方法では、あらかじめ買戻しの価格や期間を決めておき、その期間内であれば買い戻しが可能です。

ただし、資金を期限内に用意できなかった、買主が物件を第三者に売却してしまった、家賃滞納により契約が解除された場合は買い戻すことは難しくなります。

リースバックでは、自宅を売却すると所有権(物件を売却できる権利)が買主に移るため、必ずしも買い戻せるとは限りません。買い戻しを希望する場合は、契約内容を十分に理解し、慎重に計画を立てることが大切です。

再購入時の価格は高くなる可能性がある

リースバックでは、将来的に自宅を買い戻せるケースが多いですが、買い戻し価格が売却時より高くなる可能性がある点に注意が必要です。

リースバックを提供する不動産会社は、物件をビジネスとして運用しているため、買い戻し時には利益を上乗せした価格を設定するのが一般的です。さらに、以下のような諸費用も発生します。

  • 登記の変更手続き費用
  • 司法書士への報酬
  • その他の手数料

売却時と同じ価格で買い戻せるケースは少なく、通常は買取価格より高い金額を提示されます。たとえば、2,000万円で売却した家を買い戻す際、2,500万円が必要になる場合もあるでしょう。

リースバックを利用する際は、買い戻し資金の準備が難しくなるリスクも考慮し、契約前に再購入時の条件を確認することが大切です。

リースバック後の家賃を抑えるには

リースバックでは、売却した自宅の家賃が一般的な賃貸物件より高くなることが多いです。毎月の家賃負担を抑えるためにも、以下の方法を検討してみましょう。

物件の買取価格を下げる

リースバックの家賃は「買取価格 × 期待利回り ÷ 12(か月)」で計算されるため、買取価格が低くなれば、その分家賃も安くなります。たとえば、期待利回りが8%の場合、買取価格が1,000万円だと月々の家賃は約66,000円となります。

買取価格が2,000万円の場合は、月々の家賃は約133,000円です。買取価格が高くなるほど家賃も上がるため、買取価格を抑えれば、家賃も軽減できます。

ただし、買取価格を下げると、手にできる資金も減ってしまいます。リースバックはまとまった資金が必要なときに利用されることが多いため、必要な資金が確保できるか慎重に検討することが大切です。

必要な資金だけ回収する

リースバックでは、買取価格が高くなるほど家賃も高くなる傾向があります。そのため、家賃をできるだけ抑えたい場合は、必要な資金だけを回収するように買取価格を設定することがポイントです。

たとえば、住宅ローンの返済に500万円あれば十分なら、買取価格を500万円に抑えることで家賃を低くできます。将来的に家を買い戻すことを考えている場合も、買取価格が低いほど買い戻しやすくなるでしょう。

ただし、買取価格を低くしすぎると、急な出費に対応できる資金が不足する可能性もあります。リースバックは「買取価格」と「家賃」がセットで決まる仕組みのため、確保したい資金と家賃のバランスを考えながら、無理のない範囲で買取価格を設定することが大切です。

複数の不動産会社に相談する

リースバックの家賃は、不動産会社ごとに設定される「期待利回り」の違いによって大きく変わります。そのため、1社だけでなく複数の不動産会社に相談することが大切です。

期待利回りのパーセンテージが高いほど家賃も高くなります。そのため、できるだけ低い期待利回りを設定している不動産会社を選ぶことが、家賃を抑えるポイントです。

複数の会社に相談することで、よりよい条件で契約できる可能性が高まるため、事前に入念に比較や検討するようにしましょう。

リースバックの一括査定を利用する

リースバックを検討する際は、一括査定サイトを利用すると便利です。通常、個別に査定を依頼すると手間がかかりますが、一括査定なら1回の申し込みで複数社の査定結果を比較できるため、よりよい条件の会社を選ぶことが可能です。

ほとんどの一括査定サイトは完全無料で利用でき、査定額を確認した後に必ず売却する必要はありません。気軽に相場を把握しながら検討できます。

また、査定結果は早ければ即日〜数日以内に届くため、急いで現金化したい場合にも役立ちます。家賃をできるだけ抑えるためにも、複数の査定を比較し、最適な条件の不動産会社を選ぶことが大切です。

不動産会社のサービス内容を確認する

リースバックを利用する際は、不動産会社ごとのサービス内容を確認することが大切です。
初期費用がどの程度かかるのか、退去後に追加費用が発生するかどうかを把握しておくことで、予想外の出費を防げます。

リースバック後に家を買い戻したい場合は、買い戻しが可能か、価格設定のルールはどうなっているかも確認しましょう。買い戻しの条件が厳しい会社もあるため、将来的に再取得を考えている人はとくに注意が必要です。

また、不動産会社の実績や資本力、過去の取引事例や口コミなども確認し、安心して契約できるかを見極めましょう。

定期借家契約を検討する

リースバックには「普通借家契約」と「定期借家契約」の2種類があり、家賃を抑えたい場合は「定期借家契約」がおすすめです。普通借家契約とは一般的な賃貸契約で、契約期間は通常2年に設定されています。契約満了後も更新が可能で、長く住み続けられます。

一方で、定期借家契約とはあらかじめ契約期間が決まっており、更新ができない契約です。普通借家契約より家賃が安くなる傾向がありますが、契約期間が終わると貸主の許可がない限り退去が必要となります。

定期借家契約は家賃が安くなるメリットがありますが、契約満了後に住めなくなるリスクもあります。どちらが自分にとって最適か、慎重に検討しましょう。

こちらの記事では、土地担保について解説しています。融資を受ける仕組みやメリット・デメリットも取り上げているため、ぜひあわせてご覧ください。

リースバック以外の選択肢

リースバックは、自宅を売却しながら住み続けられるのが魅力ですが、家賃負担の増加や買い戻し価格の上昇といった懸念点があります。

自宅を担保にして資金を調達する方法には、リースバック以外にもリバースモーゲージや、不動産担保ローンがあります。それぞれの特徴を比較し、自分に最適な方法を選択することが大切です。

リバースモーゲージ

リバースモーゲージとは、自宅を担保に資金を借りる高齢者向けの融資制度です。住み続けながら資金を得られるのが特徴で、借入可能額は不動産評価額の50〜60%程度となるのが一般的です。借入期間中は利息のみを支払い、元本は契約者の死亡後に自宅を売却して一括返済します。

リバースモーゲージのメリットは、利息のみの支払いで毎月の返済負担が少ないことや、生活資金や医療費など幅広い用途に使えることです。住み慣れた家で暮らしたいけれど、老後資金も確保したい高齢者に向いている制度といえます。

ただし、契約終了後に自宅を手放す必要があり、利用条件が厳しいことに注意が必要です。持ち家であること、相続人の同意や一定の土地評価額が必要といった内容が求められますが、金融機関によって条件は異なります。

不動産価値が下がると融資限度額が見直され、超過分を請求されるリスクがある点も押さえておきましょう。

不動産担保ローン

不動産担保ローンは、所有する不動産を担保にして資金を借りるローンです。住宅ローンと違い、資金の使い道に制限が少ないのが特徴で、以下のような目的に幅広く活用できます。

  • 事業資金
  • 生活資金
  • 医療費
  • リフォーム費用
  • 税金の支払い
  • 子どもへの資金援助

不動産担保ローンは、無担保ローンと比較すると金利が低く、借入可能額は不動産の評価額によって決まります。一般的に、不動産評価額の60〜80%程度が目安です。

不動産担保ローンは、リバースモーゲージやリースバックと異なり、契約者が亡くなった後も自宅を売却する必要がありません。相続人に遺産として不動産を残せます。

ただし、元本と利息を支払い続ける必要があるため、安定した収入が融資条件です。年齢制限があり、返済が滞ると不動産を売却しなければならないリスクもあります。慎重に返済計画を立てたうえで利用することが大切です。

ワコーファイナンスでは、資金使途自由な不動産担保ローンを提供しています。お試し診断も承っておりますので、ご活用ください。

まとめ

リースバックの一般的な買取価格は、市場価格の60〜70%です。物件の売却しやすさや購入額に対する収益性、家賃滞納リスクなどを考慮して総合的に決められます。

一方で、家賃は、買取価格 × 期待利回りで決定し、買取価格や利回りが高いほど家賃も高くなります。家賃は、一般的な賃貸物件よりも高くなるため、家賃を抑えるためにも一括査定サイトで期待利回りの安い会社を選ぶとよいでしょう。

自宅を担保にしてまとまった資金を得る方法には、リースバックのほかにも、リバースモーゲージや、不動産担保ローンがあります。

ワコーファイナンスは、静岡県と愛知県を中心とする地域密着の金融会社です。資金使途自由の不動産担保ローンをご用意しており、スピード審査により最短2日で融資を受けられます。

お客様の収入や支出のバランスを踏まえ、無理のない返済期間や方法をご提案いたします。お試し診断も承っておりますのでご活用ください。

 

本記事は正確な情報を掲載するよう努めておりますが、
情報が古くなったりすることもあり、必ずしもその内容の正確性を保証するものではございません。
当該情報に基づいて被った損害については責任を負いかねます。

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浜松市中央区 60代 男性 (不動産担保ローン )

市役所から相続を促す手紙が届き、父の不動産を相続していないことが分かりました。
急な事で費用も掛かるため、困っていたところワコーさんを思い出し伺いました。
迅速に対応していただき助かりました。

担当者より
2024年4月1日から相続登記が義務化され、相続による不動産取得後3年以内に登記を行わなければ10万円以下の過料対象となります。
また、住所変更・増改築などをした場合でも2年以上未登記の場合は5万円以下の過料対象となります。
法改正以前の相続も義務化された為、早期に対処することをおすすめします。
お気軽にご相談ください。

愛知県 小牧市 40代 男性 (そのほかの不動産担保ローン)

相談の電話から丁寧で、急ぎの要望にもスピーディーに対応していただきとてもありがたかったです。

担当者より
子供の学費に悩んでおり、未相続の実家があるが担保になるのかと相談 がありました。
相続登記の義務化により、相続によって不動産を取得することを知った日から3年以内に相続登記を行う必要があることを説明し、お客様の協力 もあり素早い融資ができました。
今後ともよろしくお願いいたします。

キャッシュフローの改善方法9選!メリットや悪化する要因も解説

お役立ち情報 2025/04/23

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企業経営において、資金繰りの安定は非常に重要です。しかし「なぜか手元にお金が残らない」「月末の支払いが不安」といった悩みを抱える経営者も少なくありません。こうした経営難を脱却するためには、現状の分析を行い、適切なキャッシュフローの改善を行うことが不可欠です。

本記事では、資金繰りの悪化の原因や改善方法9選を紹介しています。資金繰りに不安を感じている経営者様は、ぜひ参考にしてください。

キャッシュフロー改善のメリット

会社の資金繰りは、人体の血流のように、常に循環し続けなくてはならないものです。そのため、キャッシュフローの改善を図ることで、以下のメリットが発生します。

金利負担が軽減される

キャッシュフローが改善されると、金利の負担を軽減できます。資金繰りが悪化すると、手元の資金が不足し、新たな借入が必要です。借入が増えれば、それにともない金利の支払いも増え、経営を圧迫する要因となります。

また、返済が滞ると金融機関からの信用が低下し、高い金利でしか融資を受けられなくなるリスクもあります。結果として、借入額が増え、資金繰りがさらに厳しくなるという悪循環に陥る可能性があります。

しかし、キャッシュフローを健全に保てば、不必要な借入を防ぎ、金利の負担を抑えられます。余裕を持って返済できるため、借入期間を短縮でき、最終的には総返済額の削減にもつながります。

信用力が向上する

キャッシュフローを改善すると、企業の信用力が向上します。信用力が低いと、取引先は支払い遅延や倒産のリスクを警戒し、新規契約や取引を慎重に進める傾向があります。

とくに、取引先が倒産すると未回収の売掛金が発生し、自社の資金繰りも厳しくなります。最悪の場合は共倒れのおそれもあるため、取引先はこうしたリスクに対して敏感です。

また、信用力の低い企業に対して、銀行は融資の審査を厳しくします。貸した資金が回収できないリスクを懸念し、新たな融資を断られるケースも少なくありません。

一方で、キャッシュフローが安定し信用力が向上すれば、支払い能力があると評価され、銀行からの融資が受けやすくなります。取引先にも信頼され、支払いや返済の遅延がないことで良好な関係を維持できるでしょう。

さらに、投資家からの評価も高まり、資金調達の選択肢が広がる可能性があります。

投資機会が増加する

キャッシュフローが改善されると、資金に余裕が生まれ、新たな投資のチャンスが広がります。

資金が不足していると、成長の機会を逃してしまう可能性があります。たとえば、市場に需要があっても、以下のような課題に直面することがあるでしょう。

  • 設備投資ができず売上拡大のチャンスを逃す
  • 製品開発や材料調達の資金が足りず生産が滞る
  • 人手を増やせず生産能力が限られる

キャッシュフローが健全であれば、必要な投資を積極的に進められます。新規事業への挑戦や既存事業の強化により、さらなる成長が期待できます。

また、新しい設備を導入・開発することで、生産効率の向上も可能です。投資を重ねることで技術力や競争力が高まり、企業の評価や市場でのポジション向上にもつながるでしょう。

こちらの記事では、土地担保について解説しています。融資を受ける仕組みやメリット・デメリットも取り上げているため、ぜひあわせてご覧ください。

キャッシュフローが悪化する要因

キャッシュフローが悪化する主な原因は「キャッシュ・インの減少」と「キャッシュ・アウトの増加」です。キャッシュフローが悪化している根本的な原因を明らかにし、改善策を練っていきましょう。

キャッシュ・インの減少

キャッシュ・インの減少とは、企業の収入が減ることを指します。事業を運営するには、人件費や材料費、光熱費、家賃、借入金の返済、税金の支払いなど、さまざまな支出が発生します。収入が減ると、これらの支払いが厳しくなり、経営の安定性が損なわれる可能性があるでしょう。

収入が減る原因はいくつか考えられます。まず、商品の売上が落ちると、入ってくる資金が減少します。売上が減っても、人件費や家賃、光熱費といった固定費の支払いは続くため、資金繰りが厳しくなるのです。

次に、売掛金の未回収も大きな要因です。売掛金とは、商品やサービスを提供した後に後払いで受け取る代金のことです。

万が一、取引先の支払い遅延や倒産が起きると、本来入るはずだった資金が得られません。さらに、その間も仕入れやサービス提供にかかった費用の支払いは必要なため、キャッシュフローが悪化します。

価格競争の激化も収入減少の一因です。競争相手が増えると、価格を下げなければ売れない状況に陥ります。しかし、値下げすると利益が減るため、以前と同じ売上高でも十分な利益を確保できなくなり資金繰りが厳しくなります。

キャッシュ・アウトの増加

キャッシュ・アウトとは、企業が支払うお金が増えることを指します。支出が増えれば手元の現金が減少し、資金繰りが厳しくなる原因となります。

キャッシュ・アウトが増える主な原因は、以下の3つです。

  • 過剰な在庫や設備投資
  • 不良資産の保有
  • 買掛金の早期支払い

必要以上に在庫を抱える、または生産設備に過剰な投資をすると、資金の流出が増えます。市場の需要を超えた在庫を持つと、管理コスト(倉庫の維持費や人件費)がかかり、資金繰りを圧迫するためです。大規模な設備投資は回収に時間がかかり、資金の余裕を失うリスクがあります。

不良資産とは、企業が保有しているものの、価値が下落や活用できない不要の資産のことです。たとえば、回収できなくなった売掛金や、含み損を抱えた投資資産、売れ残った不良在庫などが該当します。

こうした資産を保有していると収益を生まないだけでなく、管理や処分にもコストがかかるため、キャッシュ・アウトの増加につながります。

買掛金とは、商品や材料を仕入れた際に発生する未払い金のことです。通常、取引先との契約にもとづいて一定の支払期日が設定されます。

通常のスケジュールよりも前倒しで支払うと、手元の資金を早く使うことになり、運転資金の余裕がなくなります。ほかの重要な支出に回せる資金が減少し、資金繰りを悪化させる原因となりかねません。

キャッシュフローの改善方法

会社の資金繰りを安定させるためには、無駄な経費を削減し、契約内容を見直すなどの工夫が必要です。以下で、キャッシュフローを改善し、会社にお金を残していくための具体的な方法を9つ紹介します。

資金繰り表を作成する

キャッシュフローを改善するために有効なのが「資金繰り表」の作成です。資金繰り表とは、どの程度の資金が入り、支出したのかを記録する表です。資金繰り表を作成することで、収入と支出の流れを正確に把握できます。

帳簿上では売上が計上されていても、実際に使える現金が手元にあるとは限りません。会計上の売上や利益と、実際の現金の動きにはズレが生じるためです。売上があっても売掛金の回収が遅れていれば、手元の資金が不足する可能性があります。こうしたズレを明確にするためにも、資金繰り表の作成は重要です。

資金繰り表を作ることで、今後の収入や支出の予定が見通しやすくなるでしょう。「○月に資金が不足しそう」といった状況を事前に把握できれば、早めに対策を打つことが可能です。

さらに、資金不足の原因を特定し、無駄な支出の削減や適切な資金調達の判断にも役立ちます。資金繰り表を活用し、日々の現金の流れを管理することで、健全なキャッシュフローを維持していきましょう。

利益を増やす

一時的にキャッシュフローを改善しても、赤字が続いている会社には体力がないため、根本的な回復には至りません。経営を立て直すには、なによりも利益を増やすことが重要です。そのためには、売上を伸ばすか、支出を削減する必要があります。

売上を増やす方法としては、新規顧客の獲得やリピーターの増加、商品やサービスの価格設定の見直しなどが挙げられます。

一方で、支出を抑えるには、無駄な経費を削減し、利益率を向上させることが大切です。たとえば、取引先との交渉で仕入れコストを削減する、固定費を見直すことで支出を最適化できます。

債権回収の管理を徹底する

キャッシュフローを改善するには、債権回収の管理を徹底することが大切です。売掛金が増えると、帳簿上では利益が出ていても、実際の現金が不足するリスクが高まります。

売上が計上されていても、取引先からの入金が遅れれば手元の資金が不足するためです。最悪の場合、回収不能(貸倒れ)となり、大きな損失につながりかねません。

これを防ぐために、取引先の支払い状況を定期的に確認し、支払期限を過ぎた売掛金はすぐに催促や督促を行いましょう。売掛金を確実に回収することで、資金繰りの悪化を防ぎ、安定したキャッシュフローを維持できます。

売上を前払い・支払いを後払いで契約する

売上の受け取りを前払いにし、支払いを後払いにする契約を増やすことで、キャッシュフローの改善が期待できます。前払いで売上を受け取れば、商品やサービスを提供する前に資金を確保でき、運転資金の不足を防げるためです。

一方、仕入れや経費の支払いを後払いにすると、手元資金を長く維持でき、資金繰りに余裕を持たせることが可能です。売上をできるだけ早く回収し、支払いをできるだけ遅らせることで、財務状況を安定させやすくなります。

取引先との交渉では、売上の前払いが可能か支払いの期限を延長できるかを相談してみましょう。ただし、急な条件変更を申し出ると、自社の経営状況を不安視される可能性があるため、慎重な対応が求められます。

無駄な経費を削減する

経営では、収入より支出が多くなると手元の資金が不足してしまいます。そこで、不要な支出を見直し、コストを削減することで資金繰りを改善しやすくなります。

経費には、固定費と変動費があります。固定費とは、売上や生産量に関係なく毎月決まってかかる費用のことです。たとえば、オフィスの家賃、人件費、光熱費、通信費などがあります。

一方で、変動費は、売上や生産量に応じて増減する費用のことです。たとえば、多くの商品を販売するなら仕入れや材料費が増え、反対に売上が少なければ減る、といった費用が変動費にあたります。仕入れ費用、原材料費、販売手数料、商品の発送費用などの経費が挙げられます。

経費を削減する際は、売上に影響しにくい固定費の見直しから始めるのがおすすめです。毎月発生するコストを抑えることで、長期的な資金の安定につながります。具体的には、次のような方法があります。

  • 家賃の見直し
  • 不要なレンタル費用の解約
  • インターネット・電話・光熱費の契約プラン変更
  • 保険の見直しによるコスト削減
  • ペーパーレス化による紙代・印刷費の節約
  • 業務の自動化・システム導入・アウトソーシングの活用で作業時間の短縮

変動費についても、仕入れコストの交渉や、交通費・接待費の削減などでコストカットが可能です。

ただし、必要な経費まで削減すると、売上やサービス品質の低下を招く可能性があります。どの費用を削るべきか、コストを抑えながらも業務の質を維持できる方法を検討しましょう。

売上債権を売却する

売掛金をファクタリング会社に売却することで、手元資金を多くする方法もあります。通常、売掛金は請求してから入金まで時間がかかりますが、ファクタリングを利用すれば、資金繰りの改善に役立ちます。

仕組みとしては、ファクタリング会社が売掛金を買い取り、手数料を差し引いた金額を即座に振り込んでくれるというものです。

ファクタリングには、2社間ファクタリングと3社間ファクタリング、保証型ファクタリング の3種類があります。2社間ファクタリングとは、自社とファクタリング会社だけで契約する方法です。取引先にはファクタリングを利用したことがばれにくいですが、手数料は高額となる傾向があります。

3社間ファクタリングは、自社と取引先、ファクタリング会社の3社で契約する方法です。取引先の承認が必要なため手続きに時間がかかりますが、その分手数料は安くなっています。

保証型ファクタリングとは、取引先が倒産した場合でもファクタリング会社が代わりに支払ってくれる方法です。売掛金の回収リスクを軽減できますが、その分保証料がかかる点に注意が必要です。

資金繰りをスムーズにする手段として、状況に応じたファクタリングの活用を検討しましょう。

不良在庫や遊休資産を売却する

不良在庫や遊休資産を売却することで現金を増やし、キャッシュフローを改善できます。売却時の価格は購入時より安くなることが多いですが、持っているだけでコストがかかる場合は、早めに処分するのが得策です。

不良在庫を長期間保管すると、倉庫代や管理コストが発生するため、早めの処分が効果的です。売却方法としては、値引き販売やアウトレット販売、在庫買取を行っている業者への売却があります。

一方で、遊休資産とは、使っていない機械や設備、土地、車両、事務用品などのことです。これらを売却することでまとまった資金を確保できるだけでなく、税金やメンテナンス費、保管費などのランニングコストを削減できます。

売却方法には、他社へのBtoB販売や在庫買取業者への売却があります。使わない資産は早めに現金化し、コスト削減と資金繰りの改善につなげましょう。

クレジットカードを活用する

事業用クレジットカードを活用すると、資金繰りの改善に役立ちます。クレジットカードで支払えば、実際の引き落としは約1か月後になるため、仕入れにかかる支出を後ろ倒しにできます。

手元資金に余裕を持たせられることで、設備の修理費や仕入れの増加、急なビジネスチャンスなど、突然の出費にも対応しやすくなるでしょう。

また、クレジットカードのポイント制度を活用すれば、経費削減にもつながります。事業用の支払いは金額が大きくなりやすいため、個人の買い物より効率的にポイントを貯められます。貯まったポイントを請求額の割引や商品交換に使うことで、実質的なコスト削減が可能です。

不動産担保ローンを利用する

不動産担保ローンは、資金調達の有効な手段のひとつです。会社の経営を安定させるには、収入を増やし、できるだけ多くの現金を手元に残すことが重要です。資金に余裕があれば、急な出費にも対応しやすくなり、経営の安定につながります。

不動産担保ローンは、所有する不動産の価値に応じて大きな金額を借りられる仕組みです。一般的に、借入可能額は不動産評価額の60〜80%程度で、資金の使い道に制限が少なく、事業資金の補填や借入金の返済、設備投資、事業拡大などさまざまな目的で活用できます。

さらに、不動産を担保にするため金利が比較的低く、返済期間も長めに設定できるのが特徴です。これにより、毎月の返済負担を抑えつつ、資金繰りの安定を図れます。

ただし、返済が滞ると担保となる不動産を失うリスクがあるため、慎重な資金管理が必要です。無理のない返済計画を立て、計画的に活用しましょう。

ワコーファイナンスでは、資金使途自由な不動産担保ローンを提供しています。お試し診断も承っておりますのでご活用ください。

まとめ

キャッシュフローが悪化する主な原因は、収入の減少と支出の増加です。売上の低下や売掛金の未回収、価格競争の激化により手元資金が減少する一方、過剰在庫や不良資産の保有、買掛金の早期支払いなどによって支出が増えることが要因です。

キャッシュフローを改善するためには、資金繰り表を作成して収支を見える化する、債権回収を徹底することが重要です。不良資産や遊休資産の売却による資金確保や、事業用クレジットカードの活用のほかにも、不動産を所有している場合は不動産担保ローンを活用する方法もあります。

ワコーファイナンスは、静岡県・愛知県を中心とする地域密着型の金融会社です。資金使途自由な不動産担保ローンを、最短2日のスピード審査でご提供いたします。専門担当者がお客様に合ったご契約内容もご提案いたしますので、お気軽にご相談ください。

 

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名古屋市 50代 男性 (売却中の不動産で融資)

いつもお世話になっております。
真摯 ・誠実な対応で、誠に感謝致します。
今後ともよろしくお願い申し上げます。

担当者より
ご相談いただきありがとうございます。
引越し費用と測量代のお支払いにご利用 とのことでした。
毎月のお支払いが不安とのことで不動産が売れるまでの間、月々のお支払0円プランに致しました。ご安心してご利用ください。

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契約内容をよくご確認し、収入と支出のバランスを大切に。無理のない返済計画を。

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