愛知県の節分イベント!「豆まき」など親子で楽しむスポット3選
2月の行事といえば、やっぱり節分。豆まきをして邪気(鬼)を払うという伝統的な行事ですが、意外とその由来や意味を知らない親子も多いのかもしれません。
そこで今回は、2016年に愛知県で伝統的な節分の行事やイベントを体験できるスポットをご紹介いたします。
日本の伝統に親しみ、親子でおでかけ感覚で楽しむこともできると思います。愛知県内の主要な寺社に注目してまとめました。
【愛知県の節分・豆まきイベント(1)】大須観音|名古屋市中区
『鬼は外』は禁句?!珍しい節分を体験しよう!
織田信長公ゆかりの寺で、全国の歴史ファンが集う観光名所でもあります。名古屋の人気ショッピングスポットである大須商店街の中にあり、親子でお買い物を楽しむにもぴったりの立地です。
2月3日の午前10時~午後6時まで、随時豆まき厄除け祈祷を行っています。
豆まき券は1枚3,000円、枡付きは4,000円。大須観音の豆まきで1番特徴的なのが、「鬼は外」は絶対に禁句だということです。
寺宝の鬼面に由来しているためだそうです。なので、親子で元気よく「福は内、福は内!」の声をあげて、豆をまいてくださいね。
豆まきと併行して、宝船に乗った七福神が栄から行列して参ります。こちらも見どころですよ。
【大須観音の基本情報】
・住所:名古屋市中区大須2-21-47
・電話番号:052-231-6525
・アクセス:地下鉄鶴舞線 大須観音駅2番出口を出てすぐ
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尾張四観音の1つ。厄男のリードに合わせて豆まき
甚目寺の由来は仏教伝来よりわずか60年後の推古5年(西暦597年)のこと。
法隆寺や四天王寺に次ぐ歴史をもつ寺で、尾張四観音の1つにも数えられています。2月3日に節分会を行います。
甚目寺の節分会では名古屋城を中心と見立て、恵方観音より「厄男」のリードに従い、豆まきを行います。
「福は内」を4回繰り返して、最後に外(正面)を向いて「鬼は外」と1回豆をまくそうです。
江戸時代に商人たちの間で推奨された「恵方参り」と、節分の行事が融合して、今のようなスタイルの節分会になったと言われています。
【鳳凰山甚目寺の基本情報】
・住所:愛知県あま市甚目寺東門前24番地
・電話番号:052-442-3076
・アクセス:名鉄津島線 甚目寺駅にて下車後、徒歩5分
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縁結びのお寺としても有名
結びと縁の寺とも呼ばれるスポットです。
昔、玉照姫というお姫様が、雨でびしょ濡れになっている観音様に自分の笠をかぶせたところ、京からやってきた青年貴族・藤原兼平と結ばれたという言い伝えがあります。
「笠寺」の名前の由来も、この伝承によるものと言われています。
2月2日に節分会前夜祭、2月3日に節分会を行います。節分会前夜祭では、夜8時から0時まで開運厄除け護摩祈祷を行います。
節分会は朝の9時から夕方5時まで。豆まき護摩祈祷を行います。豆まき券をお買い求めの上参加してくださいね。
前売り・当日券ともに6,000円です。福ひいらぎ、福豆などの縁起物も毎年参拝客に大人気です。
当日は交通規制がかかりますので、公共交通機関でおでかけください。
【笠寺観音の基本情報】
・住所:愛知県名古屋市南区笠寺町上新町83
・電話番号:052-821-1367
・アクセス:名古屋鉄道名古屋本線 本笠寺下車、徒歩3分
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今回は、愛知県内で節分行事を体験できるスポットをご紹介いたしました。愛知県は城下町など歴史ある街並みが多く、同時に由緒正しい寺社も数多く建立されています。
節分で家族の平安を願うとともに、日本の伝統や歴史に親子で思いを馳せてはいかがでしょうか。