出来事・ニュース

4月 20th, 2015

ゴールデンウィーク イベント  浜松まつり

 

子どもの誕生を祝う「初凧」の伝統

浜松まつりの特徴のひとつは、「都市まつり」ということ。東京の天下祭りや京都の祇園祭と違って、神社仏閣の祭礼とは関係ない“市民のまつり”なのです。

浜松まつりの始まりは、一説によると今からおよそ450余年前の永禄年間(1558~1569年)に、当時の浜松を治めていた引間城主の長男誕生を祝って城中高く凧を揚げたことが、凧揚げの起源であると言われていますが、記録としては定かではありません。

なお、記録に残っているものとしては、寛政年間(1789~1800年)の記録に凧の記述がみられます。「遠州のからっ風」と呼ばれる強い風が吹くこの地は、気候的にも凧揚げに好条件であり、子どもの誕生を祝う「初凧」の伝統は、浜松まつりとして現在までこの地に根付いています。

江戸から明治へ 初凧・凧合戦もいよいよ本格化

子どもの誕生を祝う「初凧」の伝統

町民自らの手で生まれた浜松まつり。それが、遠州地方が遠州灘から強い風が吹き、凧揚げには絶好の場所だったことと、東西の文化の合流地点だったことで、さらに盛んになっていきます。それを支えたのも、やはり町民でした。

相良・横須賀・袋井など多くの凧がありますが、浜松は特に盛んです。浜松藩には24か町の職人の町があり、伝馬・塩・鍛冶・元魚・田・連尺・大工・紺屋・肴・旅籠・板屋等の町が、後の凧揚げの中心を担う町になったのです。

江戸時代に定着したといわれている凧揚げは、明治に入ってさらに活気を帯びてきます。今では浜松まつりに欠かせない初凧・凧合戦が本格化したのも明治20年頃で、長男が生まれたらその子の成長を願って凧を揚げる初凧の風習は、遠州地方に広がっていきました。

大正期には和地山練兵場で、大凧合戦

こうして歴史を重ねる中、各町あちらこちらの広場で行っていた凧揚げを一か所にまとめようという気運が高まります。
最初は、鉄道工場建設予定地を借用して行うようになり、その頃から自主的な管理組織としての統監部が結成され次第に組織化されていきました。こうした中で、大正8年4月26日に統監部が歩兵第67連隊を訪れ、和地山練兵場(現:和地山公園)を、凧揚げ合戦の会場にと申し入れます。

連隊側は、浜松出身の兵隊は商家の出が多く、全国的にも体格が劣っているので、男性的で活発な凧揚げが身体を鍛える手段の一つであるということを理由に練兵場の使用を許可したと言われています。第二次世界大戦が始まる直前まで、毎年和地山の練兵場を舞台に、勇壮な凧揚げ合戦が繰り広げられました。

終戦わずか3年後に復活 今でも成長し続けるまつり

第二次世界大戦終戦。焼野原となった浜松が復興への足どりを刻み始めたばかりの昭和23年、浜松まつりは凧揚げ会場を一時的に中田島に移し、浜松市連合凧揚会主催で第1回の凧揚げ合戦が、城下町24か町を中心に、50か町余の参加を得て盛大に開催されたのです。

そして昭和25年には、市民あげてのお祭りにとの願いを込めて内容、組織も充実。名称も「浜松まつり」と変えました。その後、浜松市自治会連合会、(公財)浜松観光コンベンションビューロー、浜松商工会議所、浜松市の四団体の構成による浜松まつり本部が組織されます。平成23年12 月からは浜松まつり組織委員会に運営主体が引き継がれました。

戦前は、40から50か町の参加で開催されていたのが、近年では170を超える町が参加し、そして夜の御殿屋台の引き回しに80を超える町が参加しています。また、中断していた高校生の参加も平成5年度から復活。文字通り子どもからお年寄りまで、また男女を問わず参加できる市民あげてのおまつりとして、今でも成長し続けています。

 

中田島の凧揚げ会場5月3日午前10時 開会宣言と同時に上がる花火を合図に浜松まつりが始まる。

 

3日は各町が初子の誕生を祝う「初凧」を揚げます。
祝いの大凧を天高く美しく揚げようと町衆たちは砂ぼこりを舞い上げながら、懸命に糸を引きます。
巧みな糸さばきで初凧が揚がり、悠々と大空を舞う姿は圧巻。
4日、5日は迫力満点の「糸切り合戦」が始まり、熱気も一気に上昇します。
各町が互いの凧糸を絡ませ、擦り合いながら相手の糸を断ち切る糸切り合戦。
5月3日、4日、5日、大空に浜松っ子の心意気がぶつかり、地域の絆が結ばれる。

凧揚げ会場のご案内

凧揚げ会場

凧揚げ会場観覧席のご案内(無料)

観光客の方にゆっくりと凧揚げ合戦をご覧いただけるよう、会場内に観覧席を設置いたします。

利用時間 5月3・4・5日/10:00-15:00
対 象 観光客の方
  • 席数には限りがございます。(予約はできません)
  • まつり参加者(法被着用)はご遠慮ください。
  • 観覧席には車イス席のご用意もあります。
  • ご利用中、凧の落下には十分にご注意ください。
  • 気象条件等により、変更になる場合もあります。

凧揚げ会場には、一般用駐車場はありません。自動二輪車は卸町駐輪場へ。

シャトルバスのご案内

シャトルバスのご案内

凧揚げ会場へは、浜松駅と飯田公園臨時駐車場の2カ所から、直通シャトルバスが出ています。
凧揚げ合戦の開始、終了時などで混雑する場合は、変更になることがあります。時間の余裕をもってお出掛けください。
(シャトルバスは定員になり次第、随時出発いたします)

イベントスケジュール(雨天中止)

凧揚げ会場

イベント内容 5月3日 5月4日 5月5日
子ども凧揚げ     10:00-12:00
凧揚げ合戦 10:00-15:00 10:00-15:00 12:00-15:00

浜松まつり会館南 風紋広場

イベント内容 5月3日 5月4日 5月5日
浜松まつり展示 10:00-17:00 10:00-17:00 10:00-17:00
郷土芸能・やら舞歌 12:00-15:00 12:00-15:00 12:00-15:00
土産品協会物産展 10:00-16:00 10:00-16:00 10:00-16:00

浜松まつり会館【バスチケット復路提示で50%引き】

イベント内容 5月3日 5月4日 5月5日
ミニ凧作り体験 9:00-16:30 9:00-16:30 9:00-16:30
出世太鼓体験 9:00-16:30 9:00-16:30 9:00-16:30
大凧フォトスポット&フォトコンテスト 9:00-16:30 9:00-16:30 9:00-16:30

凧揚げ体験コーナー

凧揚げ体験コーナー

開催/5月3日~5日 10:00~15:00
場所/芝生広場

凧揚げ合戦に使われる2帖の凧や、ミニ凧を実際に掲げて、勇壮な凧揚げと糸の感触を体感できる人気の体験コーナー。
参加希望の方は、当日直接会場へどうぞ。

PDF参加町凧じるし一覧へ(PDF:5.2MB)

浜松市中心部を舞台に5月3日、4日、5日18時30分から
御殿屋台の引き回しの始まり。

 

各町それぞれに趣向を凝らし、精巧な彫刻を施した屋台が提灯の光を瞬かせながら、
沿道の見物客の前をゆっくりと移動し、優雅で幻想的な美の競演を繰り広げる。
屋台の上で奏でる子どもたちのお囃子は皆で声を掛け合いながら太鼓や鼓、鉦、笛などを高らかに奏で、
各町独特のまつり囃子で絢爛豪華な御殿屋台引き回しに華を添えます。

御殿屋台引き回し会場のご案内

凧揚げ会場

御殿屋台引き回し会場には観覧席はございません。通りから自由にご覧いただけます。

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