出来事・ニュース

中馬のおひなさん 2月11日から3月11日 愛知県・豊田市

お知らせ,出来事 2012/02/10

第14回中馬のおひなさん (愛知県豊田市足助町)中馬のおひなさんのポスターかつて、塩の道として栄えた中馬街道。三州足助は古くから尾張・三河と信州を結ぶ街道の宿場町として、また、多くの商人が集まる商業町として重要な役割をはたしてきました。
三河湾の塩田で作られた塩は水運により川を遡って足助まで届けられ、そこからは険しい山道を馬で運びました。
現在もこの足助町の中心部を走る街道沿いには古い町並みが続いていて、毎年2月から旧暦の桃の節句まで「中馬のおひなさんin足助」が行われます。なかでも”土人形のおひなさま”が見れるのは楽しみです。
期間中は、民家は勿論、百年草(ホテル)、田町交流館、中馬館、本町区民館、足助交流館、三州足助屋敷、足助城等130ヵ所あまりの会場に、江戸時代から明治、大正、昭和、平成のさまざまな年代の内裏びなや土びなが飾られます。また、創作イベントをはじめ様々な催しがあり、街道は華やかな雰囲気に包まれます。今年の「第10回の中馬おひなさん」の期間は2月9日(土)~3月9日(日)です。

中馬のおひなさんは、最初に松美屋さんの江戸時代に製作されたというひな人形を。その後は、街道沿いに飾られているおひなさんを一軒一軒歩いて見て周りました。
コースは中央駐車場で観光バスを下車、R153を東に進み、足助川に架かる今朝平橋を渡り、旧中馬街道を商店街にっないる新田町、田町銀座、本町、新町へと西進し、今度は中橋を渡り西町へ、そしてR153へ出て宮町駐車場まで傘をさしながらでしたが、2時間の町並み散策を楽しみました。

松美屋さんの江戸時代に製作された雛人形
田町交流館
莨屋さん
本町区民館 土びな会場
足助交流館

 

足助名物 食べ歩き おひなさんを見ながら、「あすけ町並み食べ歩き引き換え券」で、食べ歩きを楽しみました。
銘菓・塩の道 マル平両口屋
日月もなか 総本舗日月もなか 特製コロッケ 井筒亀精肉店
風外虎餅 風外虎餅本舗 ねぎ巻き 塩の道づれ家

中馬街道とは
中馬と書いて『ちゅうま』と読みます。江戸時代に信州の馬稼ぎ人たちが作った同業者の組合のことで、「賃馬」、「中継馬」が語源と言われていますが、一般には伊那街道(明治以降は飯田街道・・・中山道塩尻宿から分岐し伊那谷を下り杣路峠を経て三河足助を経由し岡崎に至る道)で物資の運搬に従事した全ての人々のことを指します。この中馬と呼ばれる人たちが行き来したことから街道は別名『中馬街道』と呼ばれました。この中馬のおかげで、街道の中継地点だった足助は、三河湾からの塩や海産物、信州からの米やたばこなどの山の産物が集まる交易の地として栄え、現在も中馬街道は国道153号として重要な役割を果たしています。

 

そのほか、足助町といえば、
1.香嵐渓のもみじ
11月には、4千本のもみじが黄や紅に染まる様は圧巻です。香嵐渓のもみじは手植えによるものです。
2.三州足助屋敷
足助地方の昔ながらの暮らしを紹介しています。機織りや炭焼きなど10種類の手仕事実演もおこなっています。
3カタクリ
3月下旬から4月初旬、飯盛山の斜面一面にカタクリの花が咲きます。

足助観光協会

 

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